シルバー人材センター会員様向け熱中症対策品のご紹介

毎年のように各地で夏の最高気温が更新されています。年々始まりが早まり、終わりが遅く感じられる夏。熱中症の危険度も増しています。
誰もが熱中症にかかる危険はありますが、高齢な方ほど重症化しやすく、死亡者数も増加していきます。
外で作業を行うことも多いシルバー人材センター会員様の熱中症対策に、センター職員様は頭を悩ませていらっしゃるのではないでしょうか。

熱中症アラートが出た場合は、外での就業は禁止としている、などの対策を取られているセンター様もあるとお聞きしています。
ただ、毎日のように猛暑日(最高気温が35℃以上になった日のこと)が続くようになると、作業の継続自体が難しくなってくるのではと考えます。
(2024年6~8月の猛暑日は、東京は19日、大阪は35日、名古屋は39日を記録しています。名古屋でいえば3か月のうち約4割が猛暑日だったということになります。)

除草・剪定作業など、夏場にピークをむかえる就業もある中、会員様の熱中症対策と作業進捗のバランスをどのようにとっていくべきか、難しい問題です。

わたしたちは、会員様に安全・快適に作業いただけるための商品をご提供させていただいております。
この記事では、皆さまのお悩みの解決に少しでも役立つことができればと、それら熱中症対策に活用いただける商品をご紹介してまいります。

目次:
1.会員様の年齢層における熱中症の怖さとは?
2.熱中症対策おすすめコーディネート1(ガッツリversion)
3.熱中症対策おすすめコーディネート2(爽やかversion)
4.啓発品・記念品に使いたい熱中症対策品
5.まとめ

1.会員様の年齢層における熱中症の怖さとは?

厚生労働省HPに掲載されている、令和5年(2023年)年齢別にみた熱中症による死亡者数の表をもとにグラフ化したものがこちらになります。

※厚生労働省HP内「年齢(5歳階級)別にみた熱中症による死亡者数の年次推移(平成7年~令和5年)」(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/necchusho23/dl/nenrei.pdf)より抜粋。

全体としては1651人の方が亡くなられています。そのうち、60歳以上の方は1462人となり、全体の約88%を占めています。
それは、高齢になると下記の理由から熱中症にかかりやすくなるから、と言われています。

●「暑い」と感じにくくなる
●行動性体温調節が鈍る
●発汗量・皮膚血液量の増加が遅れる
●発汗量・皮膚血液量が減少する
●体内の水分量が減少する
●のどの渇きを感じにくくなる

引用:https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/manual/heatillness_manual_3-2.pdf

シルバー人材センター様の会員様の年齢層(60歳以上)においては、より熱中症に対しての予防意識を持つ必要が出てきます。

対策としては、厚生労働省のHPでも「高齢者のための熱中症対策」としてリーフレットが掲載されていますのでご紹介します。
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/pdf/heatillness_leaflet_senior_2021.pdf

エアコンを上手に使う、こまめな水分補給、などが挙げられています。

他にも、1日1回汗をかく運動をすること、などもおすすめされています。
シルバー人材センターの会員様においては、日々アクティブに活動されていらっしゃる方が多いかと思います。
よって日常的に体を動かす機会もあり、若年層と同じくらいの体力を持っているという方もおられるのではないでしょうか。
「実年齢ではない、体力年齢だよ」というお声もあると思います。

ただし、ここ数年の気候変動はわたしたちの予想を超えてきてもいます。
油断することなく、事前の予防・対策、そして周りの方と一緒に早めの声掛けをしあうことが大切になるのではないでしょうか。

手足がつる、めまい、立ち眩みや吐き気といった分かりやすい症状のほかに、イライラする、ぼーっとして呼びかけに反応しない、なども、熱中症の可能性があります。
お気を付けください。

2.熱中症対策おすすめコーディネート1(ガッツリversion)

こちらでは会員様の熱中症対策として、ジュトクのおすすめ商品を使用したコーディネートをご紹介していきます。
「ガッツリversion」と銘打ちまして、ボリューム感のあるコーディネートとなります。

●遮熱塗装飛翔エアライト
「蒸れる!」「暑い!」そんな理由からヘルメットを着帽いただけなかった、そのような会員様におすすめのヘルメットです。
ヘルメットに熱を遮る特殊な塗装をほどこしてあり、ヘルメットに熱をこもり難くさせてあります。

●空調風神服おまかせセット
ウェア・ファン・バッテリーがセットになっています。会員様自ら空調付きウェアをご準備されているセンター様も多いかと思いますが、「どんなものを選んだらいいか分からない」というお声もお聞きします。
そのようなときにまずおすすめしている商品です。

●ブリーズダクト
空調付きウェアの風をヘルメットにまで届かせる、ありそうで無かった日除けタレです。ヘルメット内部を常時換気できるようになり蒸れ改善となります。また、頭にかいた汗を送り込んだ風で蒸発させることによる気化熱作用により冷えるため、とても涼しく感じます。

除草・剪定作業など、ヘルメット着用し、長時間の外作業を行う必要がある際におすすめなコーディネートになります。

3.熱中症対策おすすめコーディネート2(爽やかversion)

次は爽やかversionとなります。
●SC涼キャップ
帽子に保冷剤がセットできるポケット付きで、ユニフォームとしてだけでなく熱中症対策グッズとしても活用いただけます。大型メッシュ採用で蒸れにくく、着脱できる日除けタレで首筋を日焼けからガードします。

●反射名入れゆったりビブスベスト
作業安全のため、シルバー人材センター会員であることの身分証明としてユニフォームは着用してほしい、けれど夏にジャンパーは暑い。そんなときにおすすめな商品がこちらです。メッシュ生地で涼しく着ていただけます。人気のブルー以外にも、カラーラインナップを豊富にそろえています。蛍光イエローなどかなり目立ちますよ。

●極冷クールタオル
水に濡らすことでひんやり感を持続させます。熱中症対策品として定番ではありますが、すべての会員様にお配りされて、啓発をはかるのもおすすめです。

比較的短時間での外作業や、まだ暑さが残る時期(10月など)のイベント時などにおすすめのコーディネートです。

4.啓発品・記念品に使いたい熱中症対策品

最後に、啓発品・記念品として使いたい熱中症対策品をご紹介します。
総会が多く行われる5月・6月は暑さが始まる時期になります。
そういった式典などで、会員の皆様に熱中症対策品をお配りすることは、作業の安全のためにもおすすめです。
また、普及啓発の品として地域の皆様に向けてお配りすることで、センター様の「地域に向けて貢献していきたい」という思いをお伝えすることもできるのではないでしょうか。

●瞬間冷却パック(熱中症対処方法のチラシ入り)
叩くだけで直ぐに冷たくなります。熱中症が疑われる症状が出た場合、すぐに冷やすことが重要です。そのような緊急対策時にも活用いただけます。
またジュトクでは、「熱中症の対処法」を記載したチラシを同梱しておりますので、会員様や地域の方への熱中症注意喚起も行うことができます。

5.まとめ

シルバー人材センター会員様に向けた熱中症対策品のご紹介をしてまいりました。
熱中症は年齢問わず気を付けていく必要がありますが、高齢の方になると、より重症化しやすいと言われています。
外での作業も多い会員様にとって、切実な問題ではないでしょうか。
職員様にとっても、どのように対策をしていくべきか、頭を悩ませていらっしゃるかと思います。
この記事が、少しでも皆様のお役に立つことができればと考え、掲載いたしました。
今後も、新しくご紹介できる商品などありましたら、随時掲載してまいります。

「地域社会を元気にしたい」
地域を支えるシルバー人材センター様の活動を応援させていただくことで、その願いを実現していきたいと考えております。
ぜひ皆さまの活動におけるお困りごと、ご相談いただければと思います。
お問い合わせはこちらまで。

トップへ戻る